性欲減退の副作用を気にする人がいますが、性欲を司るテストステロンを減少させる薬ではないので、理論上この副作用は起こりえません。実際にこの副作用の発現頻度もプラセボと変わらない程度となっています。

特に重篤な副作用は報告されていないとされていますが、萬有製薬は2007年9月に自社のプロペシア錠を飲むことによって、頻度不明ながら、肝機能障害が起こり得ると重大な副作用を追加表記しました。

副作用は少なく、国内臨床試験時では1mgのプロペシアで胃部不快感・性欲減退など5%程度の副作用が認められました。この副作用の発現頻度は、プラセボという有効成分の入っていない錠剤で起こった副作用の頻度と同程度のものです。